世界大百科事典(旧版)内のネオ・ファシズムの言及
【イタリア】より
…〈赤い旅団〉は国家権力の中枢部を攻撃目標として,政治家や企業家など要人の誘拐や暗殺を企て,実行した。他方,右翼の側では,ファシズムの崩壊直後から,ネオ・ファシズムの立場に立つ〈イタリア社会運動〉の活動が続いていたが,そこから分離した強硬派の集団が爆弾テロを繰り返した。爆弾テロはボローニャとその近辺で多発したが,それはボローニャが共産党市政のモデル都市であることと無関係ではない。…
※「ネオ・ファシズム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」