バイオディーゼル(読み)ばいおでぃーぜる(その他表記)biodiesel

翻訳|biodiesel

知恵蔵 「バイオディーゼル」の解説

バイオディーゼル

バイオ燃料の1つ。植物がつくりだす油脂(ダイズ油ナタネ油など)は、脂肪酸とグリセリンとが結合している。植物の油脂にメタノール(メチルアルコール)を混ぜてアルカリ処理などを行うと、植物油脂の構成成分である脂肪酸と、メタノールとが結合した化合物ができる。この化合物はFAME(fatty acid methyl ester、脂肪酸メチルエステル)と呼ばれ、このFAMEが、バイオディーゼルとしてディーゼル車の燃料として用いられる。日本では、家庭で利用された食用油のリサイクルによるバイオディーゼルの利用が進められているが、世界的には、栽培した作物から直接に植物油脂をとり、バイオディーゼルの原料としている。欧州ではナタネ油を、米国ではダイズ油を、東南アジアではパーム油を原料とするバイオディーゼルが多い。バイオディーゼルの利用の広がりは、原料作物の栽培の広がりによる、人間への食料供給との競合や、東南アジアでの自然環境破壊なども引き起こしている。

(川口啓明 科学ジャーナリスト / 菊地昌子 科学ジャーナリスト / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む