精選版 日本国語大辞典 「ピクトグラム」の意味・読み・例文・類語 ピクトグラム 〘 名詞 〙 ( [英語] pictogram ) =ピクトグラフ 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
知恵蔵 「ピクトグラム」の解説 ピクトグラム 絵文字、絵言葉のこと。図記号(graphic symbol)の一種である。表現対象である事物や情報から視覚イメージを抽出、抽象化し、文字以外のシンプルな図記号によって表したもの。 1960年代以降、言語の制約を受けない「視覚言語」として世界的にその存在が注目された。日本では、64年の東京オリンピックを契機に導入。競技施設での誘導・案内などにその効果を発揮した。80年代以降には、駅・空港などの公共空間を中心に広く普及した。非常口サイン、禁煙サイン、車いすなど、一部は国際的にデザインと意味が統一されているが、基本的には国によって異なる。 (武正秀治 多摩美術大学教授 / 2008年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報