ピン撥ね(読み)ピンハネ

デジタル大辞泉 「ピン撥ね」の意味・読み・例文・類語

ピン‐はね【ピン×撥ね】

[名](スル)取り次いで人に渡すべき金品から、その一部を取って自分のものとすること。上前をはねること。「売上金からピン撥ねする」
[類語]搾取詐取

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ピン撥ね」の意味・読み・例文・類語

ピン‐はね【ピン撥】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ピン」はうわまえの意 ) 取り次いで、支払うべき他人利益の一部をかすめ取ること。うわまえをはねること。→ピンを撥ねる
    1. [初出の実例]「馬鹿野郎、ピンハネをしてやがって」(出典:清貧の書(1931)〈林芙美子〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android