メルカリ

デジタル大辞泉 「メルカリ」の意味・読み・例文・類語

メルカリ(mercari)

フリマアプリの一。また、それにより提供される個人間の売買サービス。パソコンスマートホンなどで品物を撮影し、値付けをして出品する。平成25年(2013)サービス開始。

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共同通信ニュース用語解説 「メルカリ」の解説

メルカリ

個人間で商品を売買するフリーマーケットアプリの運営会社。2013年2月に「コウゾウ」として設立し、その後、社名変更した。本社東京六本木。フリマアプリとしては国内最大規模で、書籍衣類ゲームなど幅広い商品を扱う。18年6月に東京証券取引所の新興市場マザーズに上場した。スマートフォン決済「メルペイ」など、グループで金融事業も手掛ける。

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知恵蔵 「メルカリ」の解説

メルカリ

スマートフォンで、フリーマーケットの利用ができるアプリ。2013年7月にサービスが開始され、15年11月には、2000万ダウンロードを突破した。運営会社は、株式会社メルカリ。Andoridと、iPhoneiPadなどiOS用の専用アプリから利用可能。
インターネット上で、売買を気軽に楽しめるサービスとしては、ヤフーオークション(ヤフオク)が有名だが、最も高い金額をつけた購入希望者(入札者)が商品を購入(落札)できるというオークション形式に対し、メルカリはフリーマーケットの形式をとっているため、出品された商品の金額が提示金額より上がることはない。購入希望者の値下げ交渉によって下がることはある。
メルカリを利用するには、まず専用アプリから会員登録を行う。facebookとGoogleアカウントによる登録も可能で、登録時には、電話番号による認証が必要となる。
購入者は、アプリ内のカテゴリーやキーワード検索などで商品を探し、購入したい商品があれば、購入手続きを行う。なお、取引は運営会社が仲介しており、支払い金額は、購入者に商品が届いてから、運営会社経由で出品者に振り込まれる。支払い方法は、クレジットカードや、コンビニATM支払いなどから選択できるため、安心かつ簡単な売買のシステムが提供されている。また、出品方法も簡単で、出品したい商品を撮影し、専用アプリのガイド等に従って、カテゴリーや商品の状態、配送方法などを設定するだけでよい。メルカリは、出品者から販売価格の10%を、購入者からは、コンビニ支払い、銀行(ATM)支払いの場合のみ100円を手数料として受け取ることで運営されている。会員登録や月会費、出品費用、クレジットカード手数料などが不要な点も、ユーザー数が増加している理由の一つと言える。

(横田一輝 ICTディレクター/2016年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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