共同通信ニュース用語解説 「三井三池炭鉱」の解説
三井三池炭鉱
福岡、熊本両県にまたがる旧三井鉱山の主力鉱。1889年に明治政府から三井財閥に払い下げられ、日本の近代化や戦後復興に貢献した。石炭から石油へのエネルギー転換に伴う経営合理化の中、1959~60年には「総資本対総労働の対決」と呼ばれた三池争議が起きた。最大時で従業員1万5千人、年657万トンの出炭量を記録。63年11月の三川坑炭じん爆発事故は、死者458人の戦後最大の炭鉱事故となった。97年3月30日に閉山した。
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