三菱総合研究所(読み)みつびしそうごうけんきゅうしょ(英語表記)Mitsubishi Research Institute, Inc.

百科事典マイペディア 「三菱総合研究所」の意味・わかりやすい解説

三菱総合研究所[株]【みつびしそうごうけんきゅうしょ】

日本を代表するシンクタンク。三菱系(三菱財閥参照)。1970年三菱創業100年記念事業の一環として,グループ内の3機関(三菱原子力工業の総合計算センター,技術経済情報センター,財団法人三菱経済研究所)を中心に,グループ26社の共同出資によって設立。700人の研究スタッフを擁した政策研究志向の総合シンクタンク。政策提言,コンサルティング,調査研究など幅広く業務を手がける。スーパーコンピューターを利用して分析・研究する部分では定評があり,三菱グループのみならず,官公庁・有力企業から大型の受託研究を受注している。本社東京。2011年資本金63億円,2011年9月期売上高725億円。売上構成(%)は,シンクタンク・コンサルティング27,ITソリューション73。
→関連項目シンクタンク

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「三菱総合研究所」の解説

三菱総合研究所

正式社名「株式会社三菱総合研究所」。略称MRI」。英文社名「Mitsubishi Research Institute, Inc.」。情報・通信業。昭和45年(1970)三菱グループ各社の出資により設立。本社は東京都千代田区永田町。総合シンクタンク。調査・研究事業とコンサルティング事業のほか、企業・政府地方自治体における戦略企画からシステム構築までを行うITソリューション事業を展開。東京証券取引所第1部上場。証券コード3636。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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