人為的(読み)ジンイテキ

デジタル大辞泉 「人為的」の意味・読み・例文・類語

じんい‐てき〔ジンヰ‐〕【人為的】

[形動]自然のままでなく、人の手が加わるさま。「人為的操作」「人為的に波をおこす」
[類語]意図的作意意識的計画的作為的故意未必の故意わざと殊更作為積極的能動的自発的わざわざわざとらしい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人為的」の意味・読み・例文・類語

じんい‐てきジンヰ‥【人為的】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ある目的のため、自然や天然のものに人の手が加わるさま。
    1. [初出の実例]「欧州各国一部の飢饉は概ね戦争事変に起因せるものの如し之を人為的凶作の一因と言ふべし」(出典:風俗画報‐一六八号(1898)漫録)
    2. 「人為的に猪から変性させた豚」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉昼の酒)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android