価格転嫁(読み)カカクテンカ

デジタル大辞泉 「価格転嫁」の意味・読み・例文・類語

かかく‐てんか【価格転嫁】

原材料費の上昇分や消費税の増税分などを製品サービス価格に反映させること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「価格転嫁」の解説

価格転嫁

企業が原材料高などのコスト上昇分を、商品やサービスの販売価格に上乗せすること。消費者が値上げに敏感な日本では、企業は競合他社に顧客を奪われることを警戒し、上昇分の一部しか転嫁できないケースも多い。転嫁に踏み切る場合も、対象を一部商品に限ったり、内容量を減らして価格を据え置く「実質値上げ」を選択したりする企業が目立つ。

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