著しい不作などの緊急時に備えて国が保有しているコメ。1993年の大凶作「平成の米騒動」をきっかけに95年から制度化した。適正な備蓄量は100万トン程度とされ、近年は91万トンで推移している。全国の民間倉庫で5年ほど保管し、古くなったコメは飼料や加工向けに販売する。備蓄運営は政府の「米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針」に規定されている。
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