債権者(読み)サイケンシャ

デジタル大辞泉 「債権者」の意味・読み・例文・類語

さいけん‐しゃ【債権者】

特定人(債務者)に対して、一定給付をなすべきことを請求しうる者。⇔債務者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「債権者」の意味・読み・例文・類語

さいけん‐しゃ【債権者】

  1. 〘 名詞 〙 債権をもっている者。債務者という特定の人に対して、一定の行為(給付)をなすべきことを要求できる者。債主。⇔債務者。〔英和外交商業字彙(1900)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の債権者の言及

【担保】より

…以下ではこの後者の意味における担保,つまり債権担保の法制度につき略説する。 一般に債務者が任意に債務を履行しないときは,債権者はその債権に基づき債務者の一般財産に対し執行(これには,個別執行たる民事執行手続と総括的執行たる破産手続とがある)をして債権の弁済にあてる。このような意味において債務者の一般財産は債権の最後のよりどころであるといえる(債権者代位権および債権者取消権は,この一般財産の経済的価値を保全するために民法上債権者に付与されている権利である)。…

※「債権者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android