利鞘(読み)りざや

精選版 日本国語大辞典 「利鞘」の意味・読み・例文・類語

り‐ざや【利鞘】

〘名〙 取引市場で、売買取引によって得た差額の利益金マージン
不在地主(1929)〈小林多喜二〉一「貸金回収をうけると同時に、それを又売りして、そこから利ざやを━つまり二重に儲けてゐた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「利鞘」の意味・読み・例文・類語

り‐ざや【利×鞘】

取引で、売値買値の差額によって生じる利益金。マージン。「利鞘を稼ぐ」
[類語]差益マージン利益儲け収益利潤利得利沢黒字得分実益益金利金純利純益ゲインプロフィット

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android