制作(読み)セイサク(その他表記)production

翻訳|production

デジタル大辞泉 「制作」の意味・読み・例文・類語

せい‐さく【制作】

[名](スル)芸術作品などを作ること。「肖像画制作する」「番組制作スタッフ」
[類語]製作作製作成製造

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「制作」の読み・字形・画数・意味

【制作】せいさく

作る。礼楽制度を定める。〔史記、礼書〕今上(武帝)位にき、儒の士を招致し、共に儀を定めしむるも、十餘年にして就(な)らず。或いは言ふ、古(いにしへ)太にして、民和喜し、瑞應辨(あまね)く至る。乃ち風俗をり、制作を定むと。

字通「制」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「制作」の意味・わかりやすい解説

制作
せいさく
production

演劇,映画,テレビ・ラジオ作品などを作成,発表する過程において,芸術,実務両面にわたる活動一般をいう。特に演劇においては,制作は実務面の活動を意味し,企画立案,脚本の選定,公演スタッフの編成俳優劇場との契約,宣伝,観客動員などを担当する。外国では一般に,制作はショー・ビジネスとして独立した個人のプロデューサーの手にゆだねられているが (→プロデューサー・システム ) ,日本では興行会社や劇団内の制作部などがこれを行う。外国でもレパートリー劇団の場合は,日本と同様である。外国の独立プロデューサーの場合,資金面でも責任をもち,バッカーまたはエンジェルと称する投資者から制作費を集め,その作品がヒットしてロングランになれば,歩合によって利益を投資者に還元する (→ロングラン・システム ) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android