単帯(読み)ヒトエオビ

デジタル大辞泉 「単帯」の意味・読み・例文・類語

ひとえ‐おび〔ひとへ‐〕【単帯/一重帯】

裏をつけない帯。主に女帯で夏季用。太糸地厚に堅く織り上げた博多織つづれ織りなどを用いる。 夏》「たてとほす男嫌ひの―/久女

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世界大百科事典(旧版)内の単帯の言及

【帯】より

…紬やウールに合わせるものが多いが,綴は訪問着,付下げ,小紋などにも合わせられる。 単(ひとえ)帯長さ約3.8m,幅30cmの夏帯でたれ先と手先をかがる。博多織,紋織,斜子織など。…

※「単帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」