博覧強記(読み)ハクランキョウキ

デジタル大辞泉 「博覧強記」の意味・読み・例文・類語

はくらん‐きょうき〔‐キヤウキ〕【博覧強記】

広く書物を読み、いろいろな事をよく記憶していること。「博覧強記の人」
[類語]蘊蓄学識造詣学問教養知識該博学殖素養碩学篤学博学博識有識物知り生き字引博覧

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「博覧強記」の意味・読み・例文・類語

はくらん‐きょうき ‥キャウキ【博覧強記】

〘名〙 (形動) 書物をひろく読み、見聞を深めたりなどして豊かな知識をもっていること。また、そのさま。
王陽明(1893)〈三宅雪嶺祖述反抗「唯だ博覧強記を是れ誇るべきこととは為れり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

四字熟語を知る辞典 「博覧強記」の解説

博覧強記

広く書物を読み、それらを非常によく記憶して豊かな知識をもっていること。

[使用例] さすが、博覧強記をもって自負している先生にも、この名ばかりは何の事だかわからない[芥川龍之介手巾|1916]

[使用例] 芝居に関する三好の博覧強記には、驚くべきものがあった[里見弴多情仏心|1922~23]

[解説] 「博覧」は広く書物を読み、多く物事を知ること。「強記」は記憶力のよいこと。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android