共同通信ニュース用語解説 「原水爆禁止世界大会」の解説
原水爆禁止世界大会
1954年、太平洋ビキニ環礁で米国が実施した水爆実験で、静岡県焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」が被ばくした事件を機に反核世論が高まり、55年8月6日、広島で第1回大会が開かれた。その後、路線対立で旧社会党・総評系の原水爆禁止日本国民会議(原水禁)と、共産党系の原水爆禁止日本協議会(原水協)に分裂。現在も毎夏、広島、長崎で別々に開催し、原水禁は東京電力福島第1原発事故が起きた2011年以降、福島でも開いている。
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