デジタル大辞泉 「同胞」の意味・読み・例文・類語 どう‐ほう〔‐ハウ〕【同胞】 《「どうぼう」とも》1 同じ父母から生まれた兄弟姉妹。2 同じ国土に生まれた人々。同じ国民。また、同じ民族。「海外で働く同胞を支援する」[類語](1)兄弟・兄弟けいてい・姉妹しまい・兄妹けいまい・姉弟してい・弟妹ていまい・兄姉けいし・はらから・連枝れんし/(2)国民・人民・公民・市民・万民ばんみん・四民・臣民・国人くにびと・国民くにたみ・民たみ・民草たみくさ・億兆おくちょう・蒼生そうせい・蒼氓そうぼう・赤子 はら‐から【同=胞】 《古くは「はらがら」》1 同じ母から生まれた兄弟姉妹。また、一般に兄弟姉妹。2 同じ国民。どうほう。[類語]兄弟・兄弟けいてい・姉妹しまい・兄妹けいまい・姉弟してい・弟妹ていまい・兄姉けいし・同胞どうほう・連枝れんし 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「同胞」の意味・読み・例文・類語 どう‐ほう‥ハウ【同胞】 〘 名詞 〙 ( 「どうぼう」とも )① 同じ腹から生まれた者。兄弟姉妹。はらから。[初出の実例]「伊周朝臣加一級、正下 依后同胞」(出典:小右記‐正暦元年(990)一〇月二二日)「此同胞に高倉の第三の御子ましまししかども」(出典:神皇正統記(1339‐43)下)[その他の文献]〔漢書‐東方朔伝〕② 同じ国土に生まれた者。同一の国民。また、同一の民族。[初出の実例]「嗟呼我が同胞人民よ」(出典:将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉七) はら‐から【同胞】 〘 名詞 〙 ( 古くは「はらがら」か )① 母が同じである兄弟姉妹。転じて、一般に兄弟姉妹をいう。どうほう。[初出の実例]「朕私の父母波良何良(ハラガラ)に至るまでに」(出典:続日本紀‐天平宝字三年(759)六月一六日)② 同じ国民、民族。どうほう。同胞の補助注記「はら」は腹、「から」は「うから(族)」「やから(輩)」「ともがら」などの「から」と同じく、血族・一族を意味すると思われる。「お国柄」「人柄」の「から」(素性・質)もこの転かとされる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「同胞」の解説 同胞(はらから) 1975年公開の日本映画。監督・原作:山田洋次、脚本:朝間義隆、美術:佐藤公信。出演:倍賞千恵子、寺尾聰、大滝秀治、下絛アトム、岡本茉利、赤塚真人、市毛良枝ほか。第30回毎日映画コンクール美術賞受賞。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報