善政(読み)ゼンセイ

デジタル大辞泉 「善政」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐せい【善政】

民意にそった、よい政治。「善政を施す」⇔悪政
[類語]仁政徳政民政

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「善政」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐せい【善政】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 正しくよい政治。善良なる政治。⇔悪政
    1. [初出の実例]「勧課農桑心存字育能救飢寒実是国郡之善政也」(出典:続日本紀‐霊亀元年(715)五月辛巳)
    2. 「さては我等悪逆無道の臣に随て、善政(セイ)有徳の君を背奉りける事、天罰遁るる処無かりけり」(出典:太平記(14C後)一六)
    3. [その他の文献]〔孟子‐尽心上〕
  3. 正しい処置・方法。〔春秋左伝‐文公七年〕

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普及版 字通 「善政」の読み・字形・画数・意味

【善政】ぜんせい

良政

字通「善」の項目を見る

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