喚起(読み)カンキ

デジタル大辞泉 「喚起」の意味・読み・例文・類語

かん‐き〔クワン‐〕【喚起】

[名](スル)呼び起こすこと。呼び覚ますこと。「注意喚起する」「世論喚起する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「喚起」の意味・読み・例文・類語

かん‐き クヮン‥【喚起】

〘名〙 声をかけて目をさまさせること。転じて、おだやかな状態や休止している状態にあるものを、活動状態にすること。よびおこすこと。鼓舞すること。
※蕉堅藁(1403)次允修小生歳旦韻「青童喚起午窓夢、閑聴雛鶯学語声
雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上「諸君の注意を喚起せんと欲する所以なり」 〔杜甫‐秋日虁府詠懐〕

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普及版 字通 「喚起」の読み・字形・画数・意味

【喚起】かん(くわん)き

よびおこす。注意させる。唐・杜甫〔彭衙行〕詩 衆雛(しゆうすう)、爛漫(らんまん)として睡る 喚びして盤(ばんそん)(食事)に霑(うるほ)はしむ

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