20世紀日本人名事典 「小崎政房」の解説
小崎 政房
オザキ マサフサ
- 生年
- 明治41(1908)年4月27日
- 没年
- 昭和57(1982)年6月22日
- 出生地
- 京都府京都市上京区
- 別名
- 別名(俳優)=尾上 紋弥,結城 重三郎,松山 宗三郎
- 学歴〔年〕
- 京都商業実習卒
- 経歴
- 大正15年映画界に入り、大都映画などの時代劇俳優として活躍。一方、昭和8年新宿のムーラン・ルージュ文芸部員となり、「西陣産業譜」「千日前裏通り」などの作品により新喜劇の花形作家としてファンを集めた。13年監督に転じ第1作「級長」を発表。15年大作「祖国」を作り、17年大映に移る。戦後は21年軽演劇の空気座を主宰、22年には「肉体の門」を脚色・演出し大ヒットさせた。のち劇団集体制作座主宰。その後ラジオドラマや舞台の脚本を数多く執筆した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報