就職氷河期(読み)シュウショクヒョウガキ

デジタル大辞泉 「就職氷河期」の意味・読み・例文・類語

しゅうしょく‐ひょうがき〔シウシヨク‐〕【就職氷河期】

日本バブル経済崩壊後、大規模な就職難社会問題となった時期。特に、平成5年(1993)ごろから平成17年(2005)ごろまでをさす。長期的な景気冷え込み氷河期氷期)にたとえたもの。→ロストジェネレーション2

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

人事労務用語辞典 「就職氷河期」の解説

就職氷河期

バブル経済崩壊後の長期不況の影響を受けて、就職難が社会問題化した時期を指す表現雑誌「就職ジャーナル」から生まれた造語で、1994年の第11回「新語・流行語大賞」の審査員特選造語賞を受賞しています。金融不安やITバブルの崩壊が重なり、雇用環境がさらに冷え込んだ90年代後半から2000年頃をとくに「超氷河期」と呼ぶことも。
(2010/3/15掲載)

出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android