20世紀日本人名事典 「弟子丸泰仙」の解説
弟子丸 泰仙
デシマル タイセン
昭和期の僧侶 曹洞宗ヨーロッパ開教総監;ヨーロッパ禅協会会長。
- 生年
- 大正3(1914)年11月29日
- 没年
- 昭和57(1982)年4月30日
- 出生地
- 佐賀県佐賀郡諸富町
- 旧姓(旧名)
- 弟子丸 泰雄
- 別名
- 僧名=黙堂
- 学歴〔年〕
- 横浜専門学校〔昭和11年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- Monnaie de Paris〔昭和48年〕
- 経歴
- 実業界で活動したあと昭和40年に出家得度、42年曹洞宗ヨーロッパ開教師としてフランスに渡り、パリで禅の布教につとめ、ヨーロッパに禅ブームを巻き起こした。創設したヨーロッパ禅協会は57年現在5寺、110道場もあり、会員数は30万人にのぼった。著書に「Vrai Zen」(仏語)、「禅僧ひとりヨーロッパを行く」「ヨーロッパ狂雲記」「無一物からの挑戦」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報