新エネルギー・産業技術総合開発機構(読み)しんエネルギー・さんぎょうぎじゅつそうごうかいはつきこう

大学事典 の解説

新エネルギー・産業技術総合開発機構
しんエネルギー・さんぎょうぎじゅつそうごうかいはつきこう

1970年代に世界を襲った2度のオイルショックエネルギー多様化が求められるなかで,新たなエネルギー開発の先導役として1980年に「特殊法人新エネルギー総合開発機構(日本)」として設立された。1988年に産業技術研究開発業務を追加し,現在の名称である「新エネルギー・産業技術総合開発機構」に改組された。2002年に「独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法」が成立・公布され,2003年に独立行政法人化された。2015年には,独立行政法人のなかでも研究開発を主たる事業とする国立研究開発法人となった。日本最大級の公的研究開発マネジメント機関として,新エネルギーの利用拡大と省エネルギー推進による「エネルギーの安定供給と地球環境問題の解決」と,産官学結集をとおして新技術の市場化を目指した「産業技術力の強化」の二つのミッションをもつ。本部は神奈川県川崎市にある。職員数は約940名(2017年4月現在)
著者: 木戸裕

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

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