翻訳|flagship
艦隊または戦隊の指揮官が幕僚とともに乗船する軍艦。階級を表す将旗によってその所在が示される。指揮・情報管理の中枢艦となるため、必要な設備を強化しているのが通例。近代海戦は、艦艇が各個に相手艦と戦う海上の白兵戦から、艦隊を一つの指揮の下に統制しつつ戦闘する方向へ転じたため、旗艦の任務は重要になった。第二次世界大戦までは快速の巡洋艦・戦艦がその任務にあたったが、最近の旗艦には電子戦に対応できる指揮・統制・通信・コンピュータシステム(C4Iシステム)を駆使できる艦が選ばれるようになった。世界最大のアメリカ第7艦隊は指揮中継艦ブルーリッジを旗艦とし、横須賀に母港を置いている。
[前田哲男]
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…本名は正三。早稲田大学在学中に俳句に関心をもち,1935年に日野草城の《旗艦》が創刊されると,〈秋風の下にゐるのはほろほろ鳥〉などを同誌に発表した。青春の鬱屈した心情を現代詩に多い用語で表現した赤黄男は,同時代の感情の表現を志向していた当時の〈新興俳句〉のホープとみなされた。…
…27年には第1句集《花氷(はなごおり)》を上梓,その句風は〈わび〉的俳句概念を払拭した才気煥発,清新瀟洒なモダニズムで,昭和俳句の先駆的役割を果たした。35年,俳誌《旗艦》を創刊,無季容認の立場から新興俳句運動の重鎮として活躍した。戦後は病床にあって49年《青玄》を創刊,人生的な深まりを示す清澄沈潜の句境に至った。…
※「旗艦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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