日立物流(読み)ひたちぶつりゅう(その他表記)Hitachi Transport System, Ltd.

共同通信ニュース用語解説 「日立物流」の解説

日立物流

日立製作所の物流子会社として、1950年に茨城県日立市で創業した日東運輸が前身。85年に現社名変更した。企業向けの物流業務を中心展開。2015年3月期の連結売上高は6785億円、純利益は132億円。15年3月末時点の連結従業員数は2万4728人。日立グループが約6割の株式を保有している。東証1部上場。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日立物流」の意味・わかりやすい解説

日立物流
ひたちぶつりゅう
Hitachi Transport System, Ltd.

総合輸送会社。日立系。1950年日立製作所の輸送業務を請け負う物流子会社として日東運輸を創業。1952年日立運輸に変更。1967年東京モノレール,西部日立運輸と合併し,日立運輸東京モノレールに変更。1981年東京モノレールを分離し,日立運輸に変更し,1985年に現社名となった。2016年 SGホールディングス,佐川急便と資本業務提携契約を締結。同 2016年日立製作所および SGホールディングスの持分法適用関連会社となり,佐川急便を持分法適用関連会社化。トラック輸送を主軸に,国内物流,国際物流などを手がけている。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日立物流」の解説

日立物流

正式社名「株式会社日立物流」。英文社名「Hitachi Transport System, Ltd.」。陸運業。昭和25年(1950)「日東運輸株式会社」設立。同27年(1952)「日立運輸株式会社」に改称。同60年(1985)現在の社名に変更。本社は東京都江東区東陽。日立製作所子会社の物流会社。企業物流を包括的に受託するシステム物流を展開。東京証券取引所第1部上場。証券コード9086。

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