日銀審議委員(読み)ニチギンシンギイイン

デジタル大辞泉 「日銀審議委員」の意味・読み・例文・類語

にちぎん‐しんぎいいん〔‐シンギヰヰン〕【日銀審議委員】

日本銀行審議委員

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「日銀審議委員」の意味・わかりやすい解説

日銀審議委員
にちぎんしんぎいいん

日本銀行の最高意思決定機関で金融政策を決定する日銀政策委員会のメンバー。日銀の役員であり、日銀法では定員6人と定められている。日銀総裁副総裁(定員2人)とともに政策委員会を構成し、通貨や金融市場調節の方針などを決定する金融政策決定会合のほか、日銀内の業務方針を決める通常会合に参加する。なお、金融政策決定会合、通常会合ともに、議事多数決で決定される。衆議院参議院の同意を経て、内閣が任命する。経営者、経済学者、エコノミストなど日銀外部の金融・経済の専門家から起用される。常勤で任期は5年。年間報酬は約2638万円(2015年度)。

[矢野 武 2017年1月19日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android