旧石器時代遺跡ねつ造事件(読み)きゅうせっきじだいいせきねつぞうじけん

知恵蔵 の解説

旧石器時代遺跡ねつ造事件

日本考古学協会が2003年5月の総会で、藤村新一・元東北旧石器文化研究所副理事長による旧石器時代遺跡ねつ造事件は、宮城県栗原市(旧築館町)・上高森(かみたかもり)遺跡など関東北海道の、約3万5000年以前の前・中期旧石器時代遺跡とされてきた162遺跡に及んでいた、と発表した。2年がかりで調査したという。同協会による調査は、これで決着した。

(天野幸弘 朝日新聞記者 / 今井邦彦 朝日新聞記者 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む