トップ選手、市民が一体となって走る国内最大規模のマラソン。従来の東京国際マラソンなどを統合する形で2007年に始まった。13年から世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」の一つとなり、世界六大レースとして認知されている。東京都庁前をスタートし、17年からは東京駅前にゴールするコースで争われている。昨年は33万人超が申し込み、約3万8千人が参加した。
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(富岡亜紀子 ライター / 2009年)
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東京の都心部で行われる大都市マラソン。毎年2月か3月に開催され、世界のトップランナーと多くの市民ランナー(2017年は3万5824人)が参加する。
フルマラソンのロードレースと車椅子(いす)レースとが行われるコースは、都庁をスタート地点とし、飯田橋(いいだばし)、神田(かんだ)、日本橋、浅草雷門(あさくさかみなりもん)、両国(りょうごく)、門前仲町(もんぜんなかちょう)、銀座、高輪(たかなわ)、日比谷(ひびや)などを経由し、東京駅前(行幸通り)がゴールとなる。同じ都庁からスタートし、10キロメートル地点の日本橋をゴールとする10キロレースは、ジュニア&ユースロードレース、視覚障害者、知的障害者、移植者、車椅子の種目が実施されている。東京マラソン財団主催で、「東京マラソン」は財団の登録商標である。運営を支えるボランティアだけでも1万人以上を数え、多くのスタッフが携わる。毎回、市民ランナーの参加枠に対し、10倍ほどの参加希望があり、アジア最大規模のシティマラソンである。
東京国際マラソンと市民参加型の東京シティロードレースの二つの大会をまとめ、2007年(平成19)に第1回大会が開催された。2009年大会からは賞金が設けられており、世界記録樹立にはボーナスが付与される。世界陸上競技選手権大会男子日本代表選手選考競技会として位置づけられている。また、2013年大会からは、世界の主要マラソン大会で構成される世界ツアー、アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)に加入し、年間ツアー初戦として行われている。
[編集部 2017年10月19日]
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