東邦薬品(読み)とうほうやくひん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東邦薬品」の意味・わかりやすい解説

東邦薬品
とうほうやくひん

医薬品卸売会社。1948年東邦薬品として設立。1980年東京店頭登録銘柄として株式を公開。2009年純粋持株会社制へ移行し,社名東邦ホールディングスに変更。会社分割により,2008年に新設された東邦薬品が医薬品卸売事業を,ファーマクラスターが調剤薬局事業の管理事業を承継した。東邦ホールディングスは 2015年事業持株会社制へ移行した。設立当初から,東京,大阪をはじめ各地出店,本州全域に営業網をもつ。医薬品,試薬などの商品を取り扱い,おもに病院,診療所,調剤薬局など医療機関に販売する。医薬品卸売事業,調剤薬局事業のほか,治験施設支援事業,情報機器販売事業なども手がける。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android