松葉簪(読み)マツバカンザシ

デジタル大辞泉 「松葉簪」の意味・読み・例文・類語

まつば‐かんざし【松葉×簪】

松葉の形を模した二またのかんざし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「松葉簪」の意味・読み・例文・類語

まつば‐かんざし【松葉簪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 松葉のように二股に作ったかんざし。
    1. [初出の実例]「つげのくしでなでつけ、松ばかんざしで、びんの所をまきこむ」(出典:洒落本・通言総籬(1787)一)
  3. 植物アルメリア」の異名。《 季語・春 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android