楠田浩之(読み)くすだ ひろし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楠田浩之」の解説

楠田浩之 くすだ-ひろし

1916-2008 昭和-平成時代の映画カメラマン。
大正5年4月14日生まれ。昭和9年松竹蒲田撮影所にはいり,カメラ助手となる。18年の木下恵介監督の第1作「花咲く港」以後おおくの木下作品のカメラを担当した。34年「楢山節考」で芸術選奨代表作に「二十四の瞳」「野菊の如き君なりき」,日本最初のカラー作品「カルメン故郷に帰る」など。平成20年9月13日死去。92歳。東京出身。京華中学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android