母船(読み)ボセン

デジタル大辞泉 「母船」の意味・読み・例文・類語

ぼ‐せん【母船】

遠洋漁業船団で、多くの小型漁船を率い、必要な物資補給したり、漁獲物の処理加工保存などを行ったりする大型の船。親船。→独航船どっこうせん
[類語]本船親船

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「母船」の意味・読み・例文・類語

ぼ‐せん【母船】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 親船(おやぶね)
    1. [初出の実例]「母船(〈注〉オヤフネ)を斯に泊し、子舟(〈注〉はしけ)を放て四方に搬運す」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉一一)
  3. 遠洋漁業船団で、多くの付属漁船を率いて漁業活動の中心となり、付属漁船への指令や必要物資の補給、漁獲物の処理・冷凍などをする船。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android