減損処理(読み)ゲンソンショリ

デジタル大辞泉 「減損処理」の意味・読み・例文・類語

げんそん‐しょり【減損処理】

主に固定資産に関する会計処理一つ資産市場価格低下や、資産から生み出される収益の低下があり、資産に対して行った投資回収が見込めなくなった場合に、その分を損失として計上し、その資産の帳簿価額を切り下げること。日本上場企業は、平成17年(2005)4月以降に開始する会計年度で、減損処理の実施が義務付けられた。減損会計

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共同通信ニュース用語解説 「減損処理」の解説

減損処理

企業が保有する株式や土地工場などの資産の価値が大きく下落した際に、適正な水準まで評価額を引き下げ損失を計上する会計上の処理。工場の稼働率が下がるなどして、将来稼ぐと見込んでいた収益が目減りしたり、投資したお金が回収できないと判断したりした場合が対象となる。投資家にとっては企業価値を判断する上で重要な情報になる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「減損処理」の意味・わかりやすい解説

減損処理
げんそんしょり

減損会計

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