デジタル大辞泉 「獺祭」の意味・読み・例文・類語
だっ‐さい【×獺祭】
2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座の周囲に置いて参照し、自ら「獺祭魚」と号したところから》詩文を作るとき、多くの参考書を周囲に広げておくこと。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…しかし,河童は本来水神の信仰の衰退によって生まれた想像上の姿であるから,これを実在の動物に比定するのは正しくない。中国ではカワウソが魚をとらえて自分の周囲に並べておき,ちょうど神に供えているように見えるとしてこれを獺祭(だつさい)と呼び,書斎で学者が周囲に参考書を積み重ねるのをこれにたとえている。日本でも同様の生態が見られるか否かは明らかでない。…
※「獺祭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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