王将戦(読み)オウショウセン

デジタル大辞泉 「王将戦」の意味・読み・例文・類語

おうしょう‐せん〔ワウシヤウ‐〕【王将戦】

将棋八大タイトル戦の一。昭和25年(1950)創設。予選を勝ち抜いた棋士タイトル保持者が七番勝負で対戦し、その勝者王将のタイトルを獲得する。通算で10期以上、タイトルを獲得した棋士には永世王将を名乗る資格が与えられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「王将戦」の意味・わかりやすい解説

王将戦
おうしょうせん

将棋タイトル戦の1つで,1950年に創設された。主催はスポーツニッポン新聞。トーナメント式予選を勝ち抜いた3名とシードの4名とでリーグ戦を行い,第1位となった棋士と前年度の王将による7番勝負でその年の王将位を決する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android