生き馬の目を抜く(読み)イキウマノメヲヌク

デジタル大辞泉 「生き馬の目を抜く」の意味・読み・例文・類語

うま・く

生きている馬の目を抜き取るほど、すばやく物事をする。油断のならないさま。生き馬の目をくじる。生き牛の目を抉る。「―・くせちがらい世の中」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「生き馬の目を抜く」の解説

生き馬の目を抜く

生きている馬の目を抜き取るほど、すばやく事をするさま。また、ずるくて抜け目なく油断がならないことのたとえ。

[使用例] 土一升金一升、生き馬の眼を抜かれるという日本橋附近では、とても狭い家に大きな場所をとって便所などを造っている余裕はないので大概一穴の両便兼用だ[安藤更生*銀座細見|1931]

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