生涯賃金(読み)しょうがいちんぎん

精選版 日本国語大辞典 「生涯賃金」の意味・読み・例文・類語

しょうがい‐ちんぎん シャウガイ‥【生涯賃金】

〘名〙 労働者生涯にわたって働いて得た賃金総額給与賞与退職金ほか年金を含めることもある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「生涯賃金」の意味・読み・例文・類語

しょうがい‐ちんぎん〔シヤウガイ‐〕【生涯賃金】

労働者が、新卒から定年までの期間に取得する総賃金。ふつう、給与・残業代・ボーナス・退職金などの総計をいうが、これに退職後の収入や年金を含めることもある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

人材マネジメント用語集 「生涯賃金」の解説

生涯賃金

・Lifetime Earnings
・労働者が一生の内に得ることができる賃金総額。
・一般的には学校卒業から、定年までの間に得られる賃金の総計となる。
・大卒男子で約2億9千万、高卒男子で約2億2千万程度といわれる(男女の差、企業規模の差により、生涯賃金は大きく異なる)。
・嘗ては終身雇用前提とした社会であったため、生涯賃金のモデルは重要な指標のひとつであったが、近年働き方の多様化や終身雇用が崩れていること等により、モデルの重要性は相対的に低下してきている。

出典 (株)アクティブアンドカンパニー人材マネジメント用語集について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android