田中純一郎(読み)タナカ ジュンイチロウ

20世紀日本人名事典 「田中純一郎」の解説

田中 純一郎
タナカ ジュンイチロウ

昭和期の映画評論家



生年
明治35(1902)年12月3日

没年
平成1(1989)年3月26日

出生地
群馬県新田町

本名
松倉 寿一(マツクラ ヒサイチ)

学歴〔年〕
東洋大学文化学科卒

主な受賞名〔年〕
日本映画ペンクラグ賞〔昭和52年〕,長谷川伸賞(第19回)〔昭和59年〕「松竹九十年史」

経歴
文芸春秋、国際映画通信社を経て、戦後キネマ旬報編集長を務めた。著書に「日本映画史」「宣伝ここに妙手あり」「日本教育映画発達史」「松竹九十年史」、「日本映画発達史」(全5巻)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中純一郎」の解説

田中純一郎 たなか-じゅんいちろう

1902-1989 昭和時代の映画評論家。
明治35年12月3日生まれ。「キネマ旬報」編集長などをへて,日大講師。日本映画草創期の関係者の談話などをおさめた「日本映画発達史」(全5巻)は貴重な資料。平成元年3月26日死去。86歳。群馬県出身。東洋大卒。本名は松倉寿一(ひさいち)。著作ほかに「松竹九十年史」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android