ビールより麦芽の使用率を減らし、酒税を抑えた低価格な酒類。1994年にサントリー(現サントリー酒類)が初の発泡酒「ホップス」を発売し、その後市場は拡大した。ただより安価な第三のビールの登場で売り上げは減少。出荷量は約257万キロリットル(2002年)をピークに13年は3分の1程度まで落ち込んだ。現在はキリンビールの「淡麗」ブランドが7割のシェアを持つ。
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炭酸ガスを含み、開栓してグラスに注いだときに泡がたつ酒の通称。以前の酒税法では、シャンパンはじめ発泡酒は、ビールを除いて「雑酒」に属していたが、1962年(昭和37)の改正で、すべての酒類について、炭酸ガスを加えて発泡性をもたせたものも、酒税法上の種類、品目を変えないことになった。したがってシャンパンやシードルは「果実酒」に属する。ただ、どの酒の品目にも属さない酒、たとえば麦芽を原料としても、麦芽の使用量の少ない発泡酒はビールではなくて「雑酒」に属すると規定された。一般的には、発泡酒というと、シャンパン、そのほかのスパークリング・ワインをさすことが多かったが、1995年(平成7)以降、日本では低麦芽使用率でビール様の雑酒が発売され、これがビールより低い酒税が適用され安価なこともあって人気をよび、発泡酒の名称で定着している。
[秋山裕一]
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