純資産(読み)ジュンシサン

デジタル大辞泉 「純資産」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐しさん【純資産】

資産総額から負債総額を差し引いた残額。純財産。正味財産

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精選版 日本国語大辞典 「純資産」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐しさん【純資産】

  1. 〘 名詞 〙 企業の資産総額から負債総額を差し引いた額。純財産。正味資産。

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株式公開用語辞典 「純資産」の解説

純資産

「資産」から「負債」を差し引いた金額。負債には、有価証券等の買付代金の未払金や、先物等の建玉等がふくまれている。先物等の建玉は、同額「その他資産」の項目にも計上されている。その他資産には、有価証券等の売却代金の未払入金や、先物等の建玉等が含まれている。先物等の建玉は、同額「負債」の項目にも計上されている。

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世界大百科事典(旧版)内の純資産の言及

【資本】より

…この意味の資本は従来,別のことばでもさまざまに呼称されてきた。たとえば純資産(資産負債との差額という意味),正味財産(資産としての積極財産と,負債としての消極財産との差額という意味),自己資本(資本主みずからが拠出し,みずからに帰属する資本という意味。これに対し負債を他人資本といい,両者を合わせて総資本とし,総資産に対比させる),資本主持分(資本提供者の一人としての資本主にかかわる持分という意味。…

※「純資産」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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