累進課税(読み)ルイシンカゼイ

デジタル大辞泉 「累進課税」の意味・読み・例文・類語

るいしん‐かぜい〔‐クワゼイ〕【累進課税】

累進税率によって税金を課すること。所得が高ければ高いほど税率が引き上げられる。→累進税率

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「累進課税」の意味・わかりやすい解説

累進課税【るいしんかぜい】

一律の比例税率によらず,課税標準額が大になるに応じ漸次高い税率で課税する制度。負担公平の原則に適合するほか,所得再配分の機能を通じて資源の最適配分に資するものとされている。一つの課税物件に対し単一の税率を適用する単純累進と,一つの課税物件を数段階に区分し各段階ごとに累進する税率を適用,それらを合計して税額とする超過累進とがある。現在,日本では所得税相続税贈与税は超過累進課税となっている。
→関連項目所得税労働騎士団

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「累進課税」の意味・わかりやすい解説

累進課税
るいしんかぜい

累進税

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android