統一(読み)トウイツ

デジタル大辞泉 「統一」の意味・読み・例文・類語

とう‐いつ【統一】

[名](スル)一つにまとめること。一つにまとめて組織化系統化すること。また、そのまとまり。「統一がとれる」「統一を欠く」「国内統一する」
[類語]総合総括統括包括統合集約集成締めくく一括包括的総合的統一的横断的重層的複眼的多面的十把一絡ひとから一体化一本化

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精選版 日本国語大辞典 「統一」の意味・読み・例文・類語

とう‐いつ【統一】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一つのものにまとめること。一つの組織・系統のもとに整えること。一つにすべ合わせて支配すること。一統。統合。
    1. [初出の実例]「其説のわかれて統一(トウイツ)せさる事既に論語に見ゆ」(出典:授業編(1783)四)
    2. [その他の文献]〔漢書‐董仲舒伝〕
  3. ( [英語] unity の訳語 ) 哲学で、多様な諸要素がある点で一致して、一つの全体に属するようになること。総合と全体という概念を伴う。〔普通術語辞彙(1905)〕

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普及版 字通 「統一」の読み・字形・画数・意味

【統一】とういつ

一つにまとめる。〔漢書西域伝賛〕西域の國、各君長り。兵衆(おほ)きも、統一する無し。匈奴に屬すと雖も、相ひ親付せず。

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