出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
線材(針金、ワイヤ)の直径を細くし長さを伸ばす金属加工の一種で、伸線加工ともいう。電線の加工が代表的である。この加工に用いられる工具はダイスとよばれ、厚い円板の中央にあけた円錐(えんすい)形の小穴を通して針金を引き抜くことによって細くする。人間が動力の利用を知る以前はカシの板にあけた小穴を通して人力で引き抜いたという記録もあるが、現代の線引き機械では、ダイスを通した針金をドラムとよばれる巻き胴に巻き付けておき、このドラムを回転させることによって針金に引張り力を加え、連続的に引抜きが行えるような構造になっている。線材の直径は大は10ミリメートルから小は0.01ミリメートルと広範囲にわたっている。1回の引抜きで達成できる直径減少には限度があるので、所定の線径にするには数回から20数回の繰り返し引抜きを行う。引抜き速度は銅線の場合、毎分2000メートルにも及ぶ。
[高橋裕男]
…前者は傾斜地または悪い土質の地域に限られた単なる災害防止のねらいしかなかったが,後者は,住宅地として必要な道路・広場など宅地開発に伴う居住環境整備のために必要な規制を行い,適用対象規模が1ha以上と比較的まとまった開発に限られたものの,ここにおいて一般の民間宅地開発における〈宅地〉と〈素地〉との区分を明確化し,〈宅地〉を〈都市〉の環境整備の一環として位置づけることになった。
[都市計画法による規制]
このことをさらに発展させたのが都市計画法(1973)による〈線引き〉と〈開発許可制度〉である。この法律は,都市計画を定める対象となる都市計画区域を指定すること,その区域をさらに市街化区域(すでに市街地を形成している区域,およびおおむね10年以内に優先的に市街化を図るべき区域)と市街化調整区域(市街化を抑制する区域であり,原則として開発行為は20ha以上の計画的な優良な宅地開発に限られる)とに区分した。…
※「線引き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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