群雄割拠(読み)グンユウカッキョ

精選版 日本国語大辞典 「群雄割拠」の意味・読み・例文・類語

ぐんゆう‐かっきょ【群雄割拠】

  1. 〘 名詞 〙 数多くの英雄が各地にたてこもり、それぞれ勢力をふるって対立すること。〔布令字弁(1868‐72)〕
    1. [初出の実例]「東京は群雄割拠で、めいめい人生の主役みたいな貫祿を示したがってゐるから」(出典:白頭吟(1957)〈石川淳〉一二)

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四字熟語を知る辞典 「群雄割拠」の解説

群雄割拠

数多くの英雄がそれぞれの拠点地盤を築き、勢力をふるって対立すること。

[活用] ―する。

[使用例] 東京群雄割拠で、めいめい人生の主役みたいな貫祿を示したがっているから、いちいち挨拶してはまわれない[石川淳*白頭吟|1957]

[使用例] いくら群雄割拠とはいえ、これほど無数の群雄がいるとは想像もできませんでした[北杜夫*さびしい王様|1969]

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