脱炭素化(読み)ダツタンソカ

デジタル大辞泉 「脱炭素化」の意味・読み・例文・類語

だつたんそ‐か〔‐クワ〕【脱炭素化】

地球温暖化原因となる二酸化炭素などの排出量をゼロにすること。脱炭素。→低炭素化

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「脱炭素化」の解説

脱炭素化

石炭石油など化石燃料の使用を減らし、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(C〓(Oの横に小文字の2))やメタンの排出量を削減すること。森林の吸収分などと差し引きしたと見立てて実質ゼロにする状態を、カーボンニュートラルとも呼ぶ。菅義偉首相は10月の所信表明演説で、2050年までの脱炭素社会実現を目指すと表明。再生可能エネルギーの導入や技術開発、規制改革を進めて経済と環境の好循環を作り出すと強調した。海外では、120カ国以上が50年までの実質ゼロを掲げる。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android