自己欺瞞(読み)じこぎまん

精選版 日本国語大辞典 「自己欺瞞」の意味・読み・例文・類語

じこ‐ぎまん【自己欺瞞】

〘名〙 自分で、自分の心をだますこと。自分の信条良心にそむいたことを無意識に行なう場合にも、意識しながら強いて行なう場合にもいう。
※陸奥直次郎(1918)〈長与善郎〉五「最初の熱情迄も実は疑はしいもの、自己欺瞞であったと思ひ込んで了ふ男の常として」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「自己欺瞞」の意味・読み・例文・類語

じこ‐ぎまん【自己欺×瞞】

自分で自分の心をあざむくこと。自分の良心や本心に反しているのを知りながら、それを自分に対して無理に正当化すること。自欺じき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android