デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原興風」の解説 藤原興風 ふじわらの-おきかぜ ?-? 平安時代前期-中期の官吏,歌人。京家藤原浜成の曾孫。延喜(えんぎ)14年(914)下総権大掾(しもうさのごんのだいじょう)。正六位上にいたる。三十六歌仙のひとりで,宇多天皇のときの有力歌人。歌は「古今和歌集」以下の勅撰集に38首はいっている。管弦もよくした。家集に「興風集」。【格言など】誰をかも知る人にせむ高砂の松も昔の友ならなくに(「小倉百人一首」) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例