藤沢周(読み)フジサワシュウ

デジタル大辞泉 「藤沢周」の意味・読み・例文・類語

ふじさわ‐しゅう〔ふぢさはシウ〕【藤沢周】

[1959~ ]小説家新潟の生まれ。書評紙「図書新聞」の編集のかたわら執筆活動を行い、現代暴力を描く。作家専業となったのち「ブエノスアイレス午前零時」で芥川賞受賞。他に「外回り」「箱崎ジャンクション」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤沢周」の解説

藤沢周 ふじさわ-しゅう

1959- 平成時代の小説家。
昭和34年1月10日生まれ。書評紙「図書新聞」の編集者をつとめるかたわら執筆し,平成5年「ゾーンを左に曲がれ」でデビュー。「外回り」「サイゴン・ピックアップ」など,現代の暴力をかいた作品で注目される。8年作家専業となり,10年青年老女との心の交流をえがいた「ブエノスアイレス午前零時」で芥川賞をうけた。16年母校法政大の教授。新潟県出身。著作はほかに「紫の領分」「箱崎ジャンクション」など。

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