豊和工業(読み)ほうわこうぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「豊和工業」の意味・わかりやすい解説

豊和工業
ほうわこうぎょう

繊維機械から発展した工作機械メーカー。 1907年豊田式織機として設立。 36年兵器・工作機械製造部門の別会社を設立。 41年昭和重工業を合併し,豊和重工業と改称。 45年現社名変更。現在は,防音サッシをはじめとする各種建材,小銃迫撃砲などの火器,工作機械など多分野に事業を展開する。ブラジル子会社を置くほか,シンガポールに販社をもつなどアジアにも積極的に進出をはかっている。売上構成比は,繊維機械3%,工作機械 48%,建材 21%,火器 13%,鉄鋼5%,建機7%,その他3%。年間売上高 382億 1000万円 (連結。うち輸出 13%) ,資本金 90億 1900万円,従業員数 1708名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「豊和工業」の解説

豊和工業

正式社名「豊和工業株式会社」。英文社名「Howa Machinery, Ltd.」。機械工業。明治40年(1907)「豊田式織機株式会社」設立。昭和16年(1941)「豊和重工業株式会社」に改称。同20年(1945)現在の社名に変更。本社は愛知県清須市須ケ口。産業機械製造会社。自動車向け工作機械が主力東京証券取引所第1部・名古屋証券取引所第1部上場。証券コード6203。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android