身売り(読み)ミウリ

デジタル大辞泉 「身売り」の意味・読み・例文・類語

み‐うり【身売り】

[名](スル)
身の代金と引き換えに、約束の一定期間を勤めること。多く、遊女娼妓しょうぎにいう。
権利施設などをそっくり他に売り渡すこと。「多額の借金のため工場身売りする」
[類語]売る販売発売押し売り売却専売直売通信販売セールスセールリリースひさぐ売り払う売り捌く売り付ける売り込む売り急ぐ売り切れる売り渡す売り飛ばす・売り繋ぐ・売り歩く売り出す売れる払い下げる卸す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「身売り」の意味・わかりやすい解説

身売り
みうり

娼婦(しょうふ)などが身代金交換に、約束した期間、身を売って勤めること。前借金を受け取ったかわりに年季奉公をすること。ときには、前借金を払って、その奉公をやめさせる身請けも行われた。

[芳井敬郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android